杵勝会について
長唄 杵勝会とは
杵勝会は嘉永元年二代目杵屋勝三郎が結成して以来、星霜ここに180有余年を経て昭和42年8月文部省より長唄界では日本で最初の財団法人認可を受けました。
日本における長唄の伝統を正しく完全な形で継承し、その研鑽向上と普及を図ると共に、長唄音楽に関する研究調査を行い、それをもって文化の向上発展に寄与すること、並びに伝統邦楽長唄の振興、保存、研修等を目的とした組織であります。 現在、全国、海外に約2000名を越える会員を有し、東京、大阪をはじめ、札幌、盛岡、名古屋、広島、高松、北九州、福岡などの各地にて長唄演奏会を開催。
また後継者の育成のため講習会、研修会等を開催し、長唄に関する歴史的調査研究と、後世に残すべく資料の蒐集も演奏会活動と併せて推進しております。
平成22年6月に他界した七代目 杵屋勝三郎は、第2次世界大戦の戦乱の最中に13歳の若さで家元を襲名し、以来60余年の長きに渡り、自己の芸の精進は勿論のこと、芸の継承・後継者の育成に常に心を砕いていました。
40歳の時には、家元制度を主体とする長唄団体として初の財団法人化に踏み切るなど、時代に合わせた革新的な手法で一門をまとめ、長唄会最大の組織となる礎を作りました。
今後も私たちは、杵勝会ならびに長唄会の発展のため、日々努力して参ります。
家系図
概要
社名 | 長唄 杵勝会 |
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家元 | 八代目 杵屋勝三郎 |
所在地 | 〒106-0032 東京都港区六本木3-17-12-303 |
TEL | 03-3505-1052 |
FAX | 03-3505-1053 |
組織内容 | 日本における長唄の伝統を正しく完全な形で継承し、その研鑽向上と普及を図ると共に、長唄音楽に関する研究調査を行い、それをもって文化の向上発展に寄与すること、並びに伝統邦楽長唄の振興、保存、研修等を目的とした組織 |